上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
昨晩、数枚ほどプリントを行った。今回のプリントは自らのプリントワークの
練習(修行とも言う)の為、今までとはちょっと趣向を変えて挑戦してみた。
で、出来たのがこれ↓

080913-1.jpg

これまでのプリントワークは、ネガの諧調をフルに引き出す事だけを考えて、最硬調と
最軟調の2枚のフィルターを使うスプリットグレード法をメインに使用してきた。
この方法はなるほど簡単にとてもトーンの綺麗なプリントを作る事が出来る。ただしその分、
ネガによってはフラットになり過ぎて面白みの無いプリントになることもある。

今回のプリントで自分に課した課題は、
○フィルターを一切使わない。
○焼き込み、覆い焼きのみで諧調を整え、プリント全体のメリハリを付ける。
○スプリットグレードで作った他のプリントと違和感の無い様にする。
の3点である。
まずネガをイーゼル上に投影し、像とじっくりにらめっこする所から始まった。
その後ハイライト部とシャドー部の適正な露光時間をテストし、本焼きに入った。

(1) まず全体を60秒間露光。
(2) 左上のディープシャドー部分を隠し、更に全体を20秒露光。
(3) 右上に走る梁と右端の柱のみを20秒間焼き込み。
(4) 左下のコンクリート台のみを20秒間焼き込み。
(5) 中央部に並ぶ窓の列のみを20秒間焼き込み。
(6) 右側中央の窓の部分のみをさらに20秒間焼き込み。

以上6ステップの露光を経て、最終的に完成とした。
気をつけた点は、まず中央部の水道の蛇口部分のコントラストを重要視したこと。左端の窓の
外の風景をハイライトの中でギリギリ見える状況に調整したこと。手前の梁や柱の濃度を上げ、
中央部に上から光が降ってくる状況をなるべく強調したかった事である。
スポンサーサイト