スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Pyrocat-MC, Hypercat, そして510-Pyro

自分が使用してるPyrocat-HDはいわゆる「染色現像」と呼ばれるものです。
文字通り感光した乳剤を「染色する」ことで像を造るもの。実は歴史は旧く、
古典写真技法の一つでもあります。

毒性の強いピロガロールを用いるPMK現像液から、より毒性の少ない
ピロカテコールを使用したPyrocat-HDへ。この処方が発表された事で
染色現像の良さが再認識され、使用するユーザーが徐々に増えてます(自分も含め)

そして今もなお、染色現像の進化は続いています。
最近になって新処方のパイロ現像液が続々出てきました。

○Pyrocat-MC
A液
精製水 5 ml
トリエタノールアミン 0.8 g
メトール 0.25 g
アスコルビン酸 0.4 g
ピロカテコール 5.0 g
プロピレングリコールで100 mlに調製

B液
精製水 75 ml
炭酸カリウム 75 g

※フェニドンの代わりにメトール、アスコルビン酸を用います。Pyrocat-HDに比べて
若干現像感度が上がり、ベースの着色も少ないらしい。最近Pyrocat系のA液は水ではなく
プロピレングリコールに溶くことで保存性を増している様です。

○Hypercat
A液
プロピレングリコール 75 ml
アスコルビン酸 0.5 g
ピロカテコール 10 g
プロピレングリコールで100 mlに調製

B液
精製水 750 ml
炭酸ナトリウム 200 g
精製水で 1 Lに調製

※メトールやフェニドンを含まない現像液。そのためPyrocatに比べて10倍量のB液を
必要とするのでしょうか(良く見るとB液は炭酸ナトリウムですね?)
使用時はA:B:水を1:10:100の割合で混合します。
Pyrocat-MCよりも優れているというレポートもあり興味の持たれる現像液ですが・・
シンプルな処方という事もあり、今一番試してみたい現像液です。


○510-Pyro
トリエタノールアミン 75 ml
アスコルビン酸 5 g
ピロガロール 10 g
フェニドン 0.25 g
トリエタノールアミンで100 mlに調製

※ピロガロールを用いた処方です。PyrocatやHypercatと違って1液タイプなのが
手軽で良い。使用時は510-Pyroが1に対して水が100の割合で希釈。
ピロガロールが主体なので染色像は緑になると予想されます。

一番試してみたいのがHypercat。その次がPyrocat-MCでしょうか。
Hypercatの方が粒状性、着色性、ベースの抜け、シャープネス共に良いという話です。
良い事ばかり書いてあって逆に信用ならんなぁとも思うんですが(笑)

510-Pyroはピロガロールがベースという時点で・・ちょっと引きますね(^^;)
あの緑色の着色像もなかなか綺麗ですが、多諧調プリントでは影響がありそうです。
プラチナなどでは良いのかもしれませんが。

手持ちのPyrocat-HDがちょうど切れてしまい、ただ今未現像のフィルムが10本以上
溜まっています。彼らは一体、どの現像液で処理されるんでしょうか(笑)

COMMENT









 

TRACKBACK http://raota1229.blog51.fc2.com/tb.php/194-46c7e24c

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。